・ペルーのリマ-クスコ間のバスはどの会社がおすすめ?
・バスの値段や時間はどのぐらいかかるの?
・リマからクスコ間は飛行機とバスどっちが良いの?
という悩みに、この記事はとても役立ちますよ!
『ペルーのクスコからリマへバス(EXCLUCIVA)での行き方』のポイントは以下の「9つ」です。
- バス会社:「CIVA」
- EXCLUCIVA 160°(下の階)
- 値段:150ソル/人(約5,475円)
- ※現金支払いの交渉で10ソル値引き
- 時間:16:00PM~14:15PM(22時間)
- 出発:Terminal de Buses de Cusco
- 到着:Transportation Civa – Terrapuerto EXCLUCIVA
- バスのランクでリマ到着のターミナルが変わる
- 座席 2+1、リクライニング160°、オットマン、座席に画面、トイレ付き
- 充電(USB-A)、軽食と水付き、車内は寒く上着推奨
- 朝に休憩1回(食事可能)
- 道中の標高差が大きく、液体物の管理は要注意(気圧で容器が破損する恐れ)
では、ペルーのクスコ(Cusco)からリマ(Lima)までバスで移動した際の内容を解説していきます。
- ペルーの通貨は「PEN(ソル)」です。
- この記事の料金は2022年11月時点でのレート(1ソル=36.5円)で書いています。
▼クスコから日帰りで行けるレインボーマウンテンについて詳しくまとめています。
クスコ バスターミナル
クスコの長距離バスターミナルは「Terminal de Buses de Cusco」です。
クスコ市内中心部のアルマス広場からは2.6kmほどの距離。
市内からは徒歩の他にタクシー(10ソルほど)を利用して行くことができます。
バスターミナル近くの「Centro Comercial El Molino I」と「Mercado El Molino II」の間の通りから、市内中心部行きの市バスには乗れましたが、市内から直接バスターミナル行きの市バスは見つけられませんでした。
クスコ / チケット売り場
ペルー国内の様々な都市へ行くバスや、ボリビア行きのバスまで沢山のチケットカウンターが並んでいます。
クスコのバスターミナルで長距離バスのチケットを買う際は、パスポートの提示が必要です。
同じ行き先でも会社によって値段が変わり、現金支払いであれば値引き交渉が可能でした。
クスコ / トイレ
トイレはバスターミナルの建物内にあります。
使用料の一回0.5ソル(約18円)を、入り口にいる係の方へ支払うと一回分のトイレットペーパーをもらえます。
クスコ / 売店
ターミナルの中と、ターミナル外のタクシー乗り場側に売店が数件並んでいます。
ちょっとしたお菓子やナッツ、飲み物などが売っていました。
クスコ / 付近の食堂
ターミナルを出て東側の通りに数件レストランと商店がありました。
持ち帰りも可能で、私たちはここで夕飯を買って夜行バスに持ち込みました。
▼ペルーの首都リマにあるスーパーで買い物と自炊をした様子はこちらからどうぞ!
クスコ / バスターミナル使用料
長距離バスの乗車前に、バスターミナル使用料が 1.5ソル/1人(約55円)かかります。
使用料を支払うとバスチケットの裏にシールを貼ってもらえます。
バスターミナルの出口で係員への提示が必要です。
バスに乗車して、バスターミナルを出るまで無くさないように注意しましょう。
CIVAの預け入れ荷物
預け入れ荷物がある場合は、バス乗車前にCIVAのチケットカウンターで荷物を預けられます(無料)。
引き換え券はバス降車時に必要なので、無くさないように注意しましょう。
CIVAの座席クラス(時間・値段)
バスチケットは「CIVA」という会社で購入しました。
時速90km以下での走行を掲げています。
CIVAはバスのランクが3種類あり、出発時刻やリマのバスターミナルの場所が異なります。
同じランクの中でも、座席の上下階でリクライニングの角度と値段が変わりました。
- 座席クラス:EXCLUCIVAの160°(下の階)
- 値段:150ソル/1人(約5,475円)
- 時間:16:00PM~14:15PM(22時間)
元々の値段160ソルが、現金支払いの条件で値引きしてくれて150ソルへ下がりました。
クラスの名前 | 出発時刻 | 座席構成と上下階 | 値段/1人 |
---|---|---|---|
ECONO CIVA | 13:30PM | 2+2。リクライニング140° | 90ソル |
SUPER CIVA | 18:00PM | 2+1。〃 140°(上階) | 120ソル |
〃 | 〃 | 2+1。〃 160°(下階) | 140ソル |
EXCLUCIVA | 16:00PM | 2+1。〃 160°(下階) | 160ソル |
〃 | 〃 | 2+1。〃 180°(上階) | 180ソル |
※出発時刻と値段は2022年11月時点でのものです。あくまで参考程度に。
クスコからリマ行きのバス
EXCLUCIVA(160°)の車内
シートは大きく足元の広さも十分でした。
160°リクライニングができ、座席間にカーテンもあります。
しかし前の乗客の方が完全にシートを倒すと、自分の足に画面が当たってかなり狭いです。
座席上部の荷物置きはありませんが、オットマンの下にリュック(32L程度)が入りました。
下階のため天井が低くて圧迫感があります。
窓ガラスにシートが貼られているため、外が見えず酔いやすかったです。
肘掛けの間にUSB-A充電ソケットが2つありました。
※接触不良で1つは使用不可
EXCLUCIVAだと軽食が無料で付いてきます。
写真の他に水も1人1本もらえました。
- 座席:2+1
- リクライニング160°&オットマン
- 座席ごとに画面(映画鑑賞可能)あり
- 1階にトイレ(トイレットペーパー、手洗い、石鹸あり)
- 充電(USB-A)あり
- 軽食(サンドイッチ、マヨネーズ、クラッカー、あめ)、水(300mlほど)付き
- 車内は夜中寒いため上着推奨
バスのルート
前半はクスコからナスカまで急カーブの峠道を通りながら、標高約4,000mから一気に下がります。
耳抜きをしないと、耳が痛くて所々目が覚めました。
後半はイカを経由しながら、海沿いの平らな道を北上します。
▼高山病のについてのポイントは、以下の記事を読むと分かります。
休憩ポイント
9:30 AM。
イカ近郊の「Repsol Gas777」というガソリンスタンドで一度休憩がありました。
朝食(各自別料金)を食べたり、トイレ(無料)の利用ができます。
トイレットペーパーはないので持参するといいと思います。
リマ バスターミナル(EXCLUCIVA)
今回乗車したバスの、リマの到着バスターミナルは「Transportation Civa – Terrapuerto EXCLUCIVA」でした。
リマ / チケット売り場
上記の写真の入り口から入って正面に、バスチケットカウンターとベンチが並んでいました。
リマ / トイレ
ターミナルのバス発着場所近くにトイレがあります。
無料で利用できました。
備え付けのトイレットペーパーが無いので持参しましょう。
リマ / Uber乗車場所
リマはUberを利用できます。
ターミナルの建物の目の前を乗車場所に指定できるため、時間や治安が心配な場合も建物内で待つことができて便利でした。
【まとめ】快適なバスでクスコ〜リマ間を移動しよう!
『ペルーのクスコからリマへバス(EXCLUCIVA)での行き方』のポイントは以下の通りです。
- バス会社:「CIVA」
- EXCLUCIVA 160°(下の階)
- 値段:150ソル/人(約5,475円)
- ※現金支払いで10ソル値引き
- 時間:16:00PM~14:15PM(22時間)
- 出発:Terminal de Buses de Cusco
- 到着:Transportation Civa – Terrapuerto EXCLUCIVA
- バスのランクでリマ到着のターミナルが変わる
- 座席 2+1、リクライニング160°、オットマン、座席に画面、トイレ付き
- 充電(USB-A)、軽食と水付き、車内が寒く上着推奨
- 朝に休憩1回(食事可能)
- 道中の標高差が大きく、液体物の管理は要注意(気圧で容器が破損する恐れ)
前半の峠道は急カーブが続くため、酔いやすい方は酔い止め薬を持参してもいいかもしれません。
特にバスの座席が下の階だと、窓のフィルムでほとんど外が見えずに酔いやすいです。
バスでの移動は飛行機に比べて
・荷物の量や種類の制限が少ない
・ホテル代を1泊分節約できる
などと長期旅行者にとってメリットが多くあります。
この記事が、旅人の皆さんのお役に少しでも立てれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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