・ボリビアのコーヒー農園の街へ行きたいけど、どこにあるの?
・ボリビアのラパスからカラナビへバスで行きたいけど、どこから乗ればいいの?
・ボリビアの絶景をバス旅してみたいな!
という悩みを解決します!
『ボリビアのラパスからカラナビへバスでの行き方』のポイントは以下の「7つ」です。
- バス会社:「Ronald」
- 値段:35Bs/1人(735円)
- 時間:11:00AM~15:30PM(4時間半)
- 出発:Terminal Provisional Minasa
- 到着:Terminal de Buses Caranavi
- 座席:2+2、リクライニングあり、トイレなし(トイレ休憩1回)
- ラパスの中心からミナサターミナルまでテレフェリコ&ワゴンの乗り継ぎでアクセス可能
では、ボリビアの事実上の首都「 La Paz(ラパス)からCaranavi(カラナビ)までバスでの行き方」を解説していきます。
- ボリビアの通貨は「Bs(ボリビアーノス)」です。
- 以下の料金は2022年9月時点でのレート(1Bs=21円)で書いています。
▼カラナビのコーヒー農園ツアーの詳細をこちらの記事にまとめています。
ラパス ミナサバスターミナルへの行き方
ラパス市内にはいくつかバスターミナルがありますが、カラナビに向かう路線のバスターミナルは『Terminal Provisional Minasa』です。
ラパス市内から3kmほど離れた北東部にあるため、何かしらの公共交通機関でアクセスする必要があります。
Teleférico(テレフェリコ)
ラパス市内とEl Alto(エル・アルト)市内を「Teleférico(テレフェリコ)」と呼ばれるロープウェイが10路線走っています。
料金は1回3Bs/1人(63円)で利用でき、乗り換える場合は1路線ごとに追加で3Bs支払います。
それぞれの路線は色名で分けられ、ミナサバスターミナルへは「オレンジライン」か「ホワイトライン」に乗って最寄りの駅まで行くことができます。
テレフェリコを利用することで、空港のあるエル・アルトや、市内のミラフローレス、主要の大きな長距離バスターミナルの「Terminal De Buses Lapaz」方面などからもアクセスしやすくなります。
写真はパープルラインの駅。駅もロープウェイ自体もライン名の色になっているので分かりやすいです。
ラパスのコレクティーボ
市内はMicro(ミクロ)と呼ばれるマイクロバスやコレクティーボ(ワゴン車)が走っています。
テレフェリコの「オレンジライン」と「ホワイトライン」の終点駅の周辺から、ミナサバスターミナル行きのコレクティーボに乗ることができます。
料金も安くて、1回 2Bs/1人(42円)費用を抑えられますが、行き先が分かりにくく初めて利用する場合は少し乗りにくいかも知れません。
優しい人も多いので、”Tu vas a Minasa terminal de bus?”(トゥ バス ミナサ テルミナル デ ブス?) と運転手の方に尋ねれば、そのミクロがミナサバスターミナルに行くかどうか教えてくれます。
ラパスのタクシー/Uber
ボリビアは様々なタクシー(ナンバープレートが無い、かなりボロボロなど)が走っています。
利用する際は、なるべく車体に登録番号が明記されている車に乗車しましょう。
私たちは防犯のために、車の全体とナンバープレート、タクシー登録番号の写真を撮ってから乗車していました。
本当はUberを利用したいのですが、走っている台数も少なく何回も断られてマッチングできませんでした。
ボリビアのタクシーの値段は事前交渉制です。乗車前に必ず値段交渉しましょう。値段を聞かずに乗車すると、目的地到着時に高額な料金を請求される可能性があります。
2人以上で利用する場合は、値段が1人あたりなのか合計なのかも必須の確認ポイントですね。
ラパス ミナサバスターミナル
ラパスのミナサバスターミナルは、ターミナル自体の建物がありません。
敷地内にバスやタクシーのチケットオフィスなどが集まっています。
ラパス ミナサ / チケット売り場
敷地内に沢山のチケットカウンターが並んでいました。
各社が行き先の名前を大声で叫んだり、大きく行き先が書いてあるので分かりやすいと思います。
同じ行き先でも会社ごとに値段が少し違います。何社か尋ねてみるといいでしょう。
ボリビアあるあるですが、初めは値段の高い良い座席を勧めてきます。費用を抑えたい場合は、もっと安い座席はないか尋ねると基本的に教えてくれる場合が多くありました。
ちょうど良い時間のバスがない場合は乗合いタクシー 60Bs/1人(1,260円)でカラナビへ行くことも可能です。
私たちはカラナビからラパスへ帰る時に、夜行バスしか無かったため乗合いタクシーを利用しました。
ミニバンに6人ほど詰め詰めで乗り込むので狭いですが、バスより1時間ほど早く到着できます。
ラパス ミナサ / 売店・食堂
ラパス ミナサバスターミナル付近にはあまり売店や食堂がありません。
700メートルほどラパス市内方面へ下った「Plaza del Maestro」付近まで行くと、お店が増えて市場なども見えてきます。
ラパス ミナサ / トイレ
ラパス ミナサバスターミナルの敷地内にトイレがありました。
使用料は、ボリビアのほとんどのバスターミナルが一回1Bs(21円)を支払うと、一回分のトイレットペーパーをもらえます。
ラパスからカラナビ行きのバス
バスチケットは、「Ronald」という会社で買いました。
時間がなく急いでバスに乗り込んだため、他のバス会社については分かりません。
- 値段:35Bs/1人(735円)
- 時間:11:00AM~15:30PM(4時間半)
- 充電なし
- Wi-Fiなし
- 車内トイレなし
- 預け入れ無料
バスのルートと道中の様子
前半は舗装路で、標高約3,700m〜4,600mの山道を走ります。
短期滞在の場合は高山病に十分注意しましょう。
▼高山病についてはこちらの記事を読むと分かります。
後半は未舗装路で、ガードレールのない断崖絶壁の道を走り、標高600mまでひたすら下ります。
20年ほど前まで、通称「デスロード」と呼ばれる車1台分の道を通っていたようですが、今は他のバイパス道路を通っています。
とはいえ崖の道に変わりはなく、バスがなかなかの勢いで走るためかなりのスリルを感じます。
トイレ休憩
一回だけトイレ休憩がありました。
隣の商店で使用料の一回1Bs(21円)を支払うと、一回分のトイレットペーパーをもらえます。
便座はなく、手桶で水を流します。
手洗いは出来ませんでした。
カラナビ バスターミナル
カラナビのバスターミナルは『Terminal de Buses Caranavi』です。
バスターミナルは街の中心部から1kmほど東側にありますが、小さな街なので基本的に徒歩で移動できました。
カラナビ / チケット売り場
カラナビバスターミナル内にバスチケットの売り場がいくつかあります。
しかし、ラパス行きのバスは夜行便しかなく、日中にバスターミナルに行ってもチケットオフィスが空いていないので詳細が分かりませんでした。
乗合いタクシーを利用する場合は、運転手に直接値段を聞いて支払います。
カラナビ / 売店・食堂
バスターミナル自体には売店や食堂はありませんが、周辺の主要道路に沿いにレストランや売店、露店などがいくつもありました。
食べものや飲み物の調達には困らないと思います。
カラナビ / トイレ
カラナビバスターミナル内にトイレがありました。
使用料の一回1Bs(約21円)を支払うと、一回分のトイレットペーパーをもらえます。
便座はなく、用を足した後に手桶で流します。
手洗いは水が出ないので出来ませんでした。
【まとめ】バスでラパスからカラナビまでの絶景を楽しもう!
『ボリビアのラパスからカラナビへバスでの行き方』のポイントは以下の「7つ」です。
- バス会社:「Ronald」
- 値段:35Bs/1人(735円)
- 時間:11:00AM~15:30PM(4時間半)
- 出発:Terminal Provisional Minasa
- 到着:Terminal de Buses Caranavi
- 座席:2+2、リクライニングあり、トイレなし(トイレ休憩1回)
- ラパスの中心からミナサターミナルまでテレフェリコ&ワゴンの乗り継ぎでアクセス可能
終始峠道を走るため、酔いやすい方は酔い止め薬を持参してもいいかもしれません。
ボリビアのローカル線らしい崖の道を抜けるとコーヒー産地が待っています。
この記事が、旅人の皆さんのお役に少しでも立てれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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