・ウユニ塩湖ツアーの値段と時間を詳しく知りたい!
・乾季のウユニ塩湖って楽しめるの?
・おすすめのウユニ塩湖ツアーの会社ってあるの?
という悩みに、この記事はとても役立ちますよ!
2022年8月に実際に参加した『乾季のウユニ塩湖ツアー』のポイントは以下の通りです。
- 会社名:「SALTY DESERT VENTOURS」
- ツアー:1日ツアー(10:30AM〜19:30PM)
- 値段:180Bs/1人(3,780円)※参加人数に関係なく
- 参加人数:上限6人
- ガイド兼ドライバー:1人(スペイン語)
- ツアー会社前で集合&解散
- 昼食、長靴レンタル(無料)
- 列車の墓場、コルチャニ村、ウユニ塩湖、インカワシ島(別途入島料:30Bs/1人)
- ガイドによる写真・動画撮影
- 鏡張りスポットにてサンセット&ワインの乾杯
では、『1日ツアーの実際の様子』や『予約の取り方・値段・持ち物』などを解説していきます。
- ボリビアの通貨は「Bs(ボリビアーノス)」です。
- 以下の料金は2022年8月時点でのレート(1Bs=21円)で書いています。
当日のツアー内容を先に読みたい方はこちらからどうぞ。
ウユニ塩湖ってどんなところ?
南米ボリビアの南西部にあり、標高はなんと富士山の9合目よりも高い3,656m。
大きさは南北に約100km、東西に約250kmもあり、面積は約10,582平方キロメートル。
これは日本の東京23区の約17倍の広さに匹敵する、とても広大な塩の固まりです。
高低差が100 km四方で50 cmしかなく、「世界で最も平らな場所」。
そのため雨が降って塩湖内に水が溜まると、水が広大な土地に薄く広がるため、巨大な鏡が出現するのです。
▼アルゼンチンから陸路入国後のウユニへの行き方は、前・後編でこちらの記事に詳しくまとめています。
ウユニ塩湖ツアーの会社
ツアー会社の場所
ウユニの街のフェロビアリア通りに沢山のツアー会社が並んでいました。
ツアー会社のスタッフは英語を話せる方も多い(たまに日本語)ですし、同じツアー内容でもお店によって値段の差があるので、気になったお店に直接交渉するのが良いでしょう。
日本人に人気の「ホダカ」はこの日営業しておらず、アジア人に人気の「ブリサ」は日中4時間のツアーで150Bsと、私たちの希望には合いませんでした。
ウユニ塩湖ツアーの種類
ツアーの時間帯は、各社大きく分けて3種類ありました。
- スターライト〜サンライズツアー(夜空〜日の出まで)
- 1日ツアー(昼食付き、日の入りまで)
- サンセット〜スターライトツアー(日の入り〜夜空まで)
6人ほど人数が集まる場合は、車とガイドを貸し切って、参加者で割り勘するツアーが安いです。
店の前にある予約表にツアー時間と内容が記載されているので、参加者の名前を記入します。
※人数が集まらない場合は割高になるので注意しましょう。
体力に自信がある方でタイミングが合えば、夜行バスでウユニへ早朝に到着してそのまま1日ツアーやサンセットツアーに参加することも可能です。
今回のツアー会社と値段
ウユニ塩湖ツアーは「SALTY DESERT VENTOURS」という会社で申し込みました。
理由は、Googleマップでの口コミが良かったことと、日本人スタッフの方が居るとの情報があったため(今回は出張で不在)です。
- ツアー:1日ツアー(10:30AM〜19:30PM)
- 値段:180Bs/1人(3,780円)※参加人数に関係なく
- 人数:参加人数の上限6人
- ガイド兼ドライバー:1人(スペイン語)
- 宿からの送迎:なし(ツアー会社の前で集合&解散)
※ 私たちは宿とツアー会社の距離が近かったため、直接ツアー会社に行きました。他の参加者はそれぞれ別のツアー会社やホテルからピックアップされていたので、申し込む際にピックアップ場所の確認をおすすめします。
オプション内容と、ツアーで訪れる場所は以下の通りです。
- 昼食(無料)
- 長靴レンタル(無料)
- 列車の墓場
- コルチャニ村(塩の工場&お土産とトイレ)
- ウユニ塩湖
- 塩のホテル
- インカワシ島(別途入島料:30Bs/1人)
- ガイドによる写真・動画撮影
- 鏡張りスポットでサンセット
- 夕日を見ながらワインで乾杯(無料)
ウユニ塩湖に行くときの服装と持ち物
ウユニ塩湖におすすめの服装
ウユニ塩湖は標高が高く、1日の中での寒暖差がとても激しいです。
特に乾季の朝晩はマイナス7〜10度まで冷え込みますし、日中は日差しがとても強まり気温は20度近く(体感はもっと暑い)になります。
基本的にアウトドア向けの服装でなくても問題ありません。
ただし、車の移動中と昼食以外は基本的に外で活動するため、気温の変化に合わせて脱ぎ着しやすい服装がおすすめです。
鏡張りの場所を歩くと、長靴を履いていても塩水が跳ねて服装が汚れる場合があるので注意しましょう。
ウユニ塩湖に持っていって良かったもの
- 水(1リットル/1人)
- 軽食
- サングラス(日差しがかなりきつい)
- 日焼け止め
- 脱ぎ着しやすい防寒着(日中は暑い)
- 帽子
- ゴミ袋
- トイレットペーパー(途中のトイレに)
- カメラの三脚
- モバイルバッテリー(小さくて軽いもの)
- メモ帳(参加者の名前を漢字で書いたら友達になった)
サングラスと日焼け止めは必須です。
日差しだけではなく、地面からの照り返しがとても強いので、日焼け対策をおすすめします。
水や軽食も持っていって良かったです。
ただ、トイレ休憩が1日の中で3回だけなので、飲み過ぎに気をつけましょう。
乾季のウユニ塩湖1日ツアーの様子
ツアー会社前に集合(10:30AM)
10:30AM。
ツアー会社のオフィスに集合。
担当のガイドさんに挨拶して、車に乗り込み出発です。
私たちを乗せてから、別のホテルや他のツアー会社で参加者をピックアップしていきました。
列車の墓場(10:50AM)
10:50AM。
車内では参加者同士で自己紹介をしながら、20分ほど走ると「列車の墓場」に到着。
30分の自由時間があり、景色を眺めたり写真を撮ることができます。
コルチャニ村(11:40AM)
11:40AM。
一旦ウユニの街へ戻り、ツアーで使う長靴探し。
無造作&大量に置かれているため、ちょうど良いサイズをセットで探すのは至難の業です…
12:10PM。
コルチャニ村の塩の工場にて、塩の作り方説明を受けます。
チップは任意だと思いますが(空気的にほぼ強制)、皆んな1〜2Bs程度渡していました。
お土産屋さんが並んでいて、ウユニ関連のグッズや塩でできた可愛いお土産などが買えます。
このタイミングでトイレ(使用料が2Bs/1人)に行けます。
トイレットペーパーは無く、鍵は閉まりませんでした。
ウユニ塩湖へ
待ちに待ったウユニ塩湖の中へ入っていきます。
13:00PM。
ウユニ塩湖内にある、塩のホテル付近に到着。
30分の自由時間があり、各自写真撮影をしたり塩湖を眺めたりしていました。
塩のホテルで昼食(13:40PM)
13:40PM。
お昼ごはん場所の塩のホテルへ集合(上記の撮影スポットから徒歩で移動)。
お肉とチョリソー、サラダ、チャーハンがワンプレートになっていて美味しいです。
ここでトイレに行けました。
使用料5Bs/1人を支払うと、1回分のトイレットペーパーをもらえます。
トイレの中は、正直あまり綺麗ではありません…
ウユニ塩湖でトリック写真・動画撮影(15:00PM)
15:00PM。
昼食後、車で1時間ほどかけて撮影スポットへ移動。
ガイドさんが、ウユニ塩湖らしいトリック写真&動画撮影をしてくれました。
こういった遊びができるのも、乾季ならではの楽しみですね。
参加者の1人のスマートフォンで撮影後、WhatsAppで連絡先を交換してデータを送ってもらいました。
LINEに近い連絡アプリです。日本だとあまり馴染みがないですが、海外だとAirbnbやホステル、ツアー会社、旅先で仲良くなった方などと連絡を取るためによく使います。旅行する前に登録しておくと連絡がスムーズです。
インカワシ島(16:00PM)※乾季のみ
16:00PM。
また30分ほど走り、「インカワシ島」へ到着。
ここは塩湖の中心にあるサボテンだらけの島で、雨季には水位が上がり近づくことが難しいので乾季だけ訪れられる場所です。
入島料30Bs/1人かかりますが、乾季だけの絶景を見られるのでぜひおすすめです。
▼高山病についてのポイントはこちらの記事を読むと分かります。
ウユニ塩湖の鏡張り&サンセット(17:45PM)
17:45PM。
塩湖に水が張っているスポットへ到着。
そう、乾季でも鏡張りの景色が見れるんです!
夕焼けと共に絶景写真を撮影できました。
18:20PM。
一面が夕焼けに染まるウユニ塩湖を眺めながら、参加者みんなと一緒にワインで乾杯。
ロマンチックな景色と共にいただく、贅沢な一杯ですね。
18:30PM。
ウユニの街へ向けて帰ります。
ツアー会社前で解散(19:30PM)
19:30PM。
ツアー会社前にて解散。
楽しすぎてあっという間の1日でした!
【まとめ】乾季の景色&鏡張りどちらも楽しもう!
『実際に参加した乾季のウユニ塩湖ツアー』のポイントは以下の通りです。
- 会社名:「SALTY DESERT VENTOURS」
- ツアー:1日ツアー(10:30AM〜19:30PM)
- 値段:180Bs/1人(参加人数に関係なく)
- 参加人数:上限6人
- ガイド兼ドライバー:1人(スペイン語)
- ツアー会社前で集合&解散
- 昼食、長靴レンタル(無料)
- 列車の墓場、コルチャニ村、ウユニ塩湖、インカワシ島(別途入島料:30Bs/1人)
- ガイドによる写真・動画撮影
- 鏡張りスポットにてサンセット&ワインの乾杯
私たちは正直、乾季のウユニ塩湖にそこまで期待をしていませんでした。
しかし!乾季ならではの絶景と、乾季でも十分に素晴らしい鏡張り両方の景色を見られたので、本当に行って良かったと感じています!
あえて乾季のウユニ塩湖に訪れて、日本では見ることができない世界を体験してみるのはいかがでしょうか?
この記事が、旅に興味がある方や旅人の皆さんのお役に少しでも立てれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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