・アルゼンチンからボリビアに入国したけど、ウユニ塩湖にはどんなルートで行けるの?
・アンデス山脈の絶景やリャマを見てみたいな…
・ウユニ塩湖からアルゼンチンに陸路で抜けるルートを考えたい
と言う悩みにとても役立ちますよ!
2022年8月にボリビアのトゥピサからウユニまでバスで移動した際の内容をまとめました。
ボリビアのトゥピサからウユニへバスで行く方法のポイントは以下の「7つ」です。
- バス会社:QUECHISLA
- 値段:30Bs/1人(約630円)
- 時間:10:00AM~15:00PM(5時間)
- 出発:Terminal de Ómnibuses de Tupiza-Centro
- 到着:Terminal de Buses(Uyuni)
- トイレ休憩一回(トイレではなく川沿いにて各自)
- 標高約3700m〜4100mの高山地帯を走る(崖の道でガードレールのない区間もあり)
では、トゥピサからウユニへのバスと各ターミナルの様子を解説していきます。
- ボリビアの通貨は「Bs(ボリビアーノス)」です。
- 以下の料金は2022年9月時点でのレート(1Bs=21円)で書いています。
トゥピサ バスターミナル
トゥピサの長距離バスターミナルは「Terminal de Ómnibuses de Tupiza-Centro」です。
小さな街なので、基本的には徒歩で移動できました。
トゥピサのバスターミナル内には売店や食堂、Wi-Fiなどはありません。
▼トゥピサまでのバスでの行き方は、こちらの記事にまとめています。
トゥピサ / チケット売り場
ターミナル内は、ウユニ行きをはじめ国内の街へ向かうバスのチケットカウンターが並んでいます。
いくつかベンチもあり、休憩ができました。
トゥピサ / トイレ
ターミナルの敷地内にトイレがあり、1回1Bs/1人の料金で利用できます。
トイレの入り口にいる係の人へ支払うと、1回分のトイレットペーパーをもらえます。水道水で手を洗うこともできますが、全体的に清潔とは言い難い環境でした。
トイレットペーパーは、スペイン語で ”Papel higiénico” (パーペル イヒエニコ)と言います。
トイレットペーパーと言っても通じないことがあるので、覚えておくと便利です。
トゥピサ / 使用料
長距離バスへの乗車前に、バスターミナル使用料が 2Bs/1人(約42円)かかりました。
バスに乗り込む前にターミナルの出口で付近で係員へ支払うと、領収書を渡してくれます。
ボリビアの長距離バスを使用する際、ほとんどの都市でターミナル使用料がかかる(2Bs〜2.5Bs/42円〜53円ほど)。
バスターミナルによって、値段や支払う場所が異なる(ターミナル出口やバス車内、ターミナル内の支払い所)
バスに乗る前に確認しておきましょう。
トゥピサからウユニ行きのバス
チケットとバス車内の様子
バスチケットは、「QUECHISLA」という会社で買いました。
- 値段:30Bs/1人(約630円)
- 時間:10:00AM~15:00PM(5時間)
シートは2✖️2列。多少リクライニングができ、大きさや足元の広さは可もなく不可もなくといったところ。
カーテンもあり(標高が高くかなり日差しが強いため助かる)。なかなか埃っぽいです。
- リクライニングあり
- 充電なし
- Wi-Fiなし
- 車内トイレなし
- 座席上部に荷物置きあり(28〜32Lほどのリュックが入る)
- 預け入れ料金なし(砂だらけになるため、カバー推奨)
バスのルートと道中の様子
前半は標高2850mのトゥピサから一気に標高4100m近くまで登り、アトーチャまで舗装&未舗装の山道を走ります。
後半はウユニが近づくにつれて標高3700m〜3800mの広大な平野を走ります。
非常に標高の高い地域を走るので、高山病への対策をしましょう。
▼高山病についてのポイントはこちらの記事にまとめています。
バスの休憩ポイント
昼食
昼食の休憩はありません。事前におやつや軽食などを用意して、バスに持ち込むことをおすすめします。
トイレ休憩
トイレ休憩は一回だけありましたが、公共のトイレではなく川沿いに停車し、各自で済ませるかたちでした。
ボリビアの長距離バスでは度々みられる光景で、大自然のなかで老若男女が普通に用を足している姿に驚かされます。
私たちは、ボリビアの長距離バスを利用するときは欠かさずトイレットペーパーを持参していました。
ウユニ バスターミナルの様子
ウユニの長距離バスターミナルは「Terminal de Buses」です。
小さな街なので、基本的に徒歩で移動できました。
ウユニのバスターミナルは街の中心部にありますが、道路ばたにバスが停車するだけなのでターミナルの建物やトイレ、Wi-Fiなどはありません。
▼ウユニ塩湖のおすすめのツアー会社やツアーの様子は、こちらの記事にまとめています。
ウユニ / チケット売り場
バスターミナルの付近には、沢山のバスチケットオフィスがありました。
ポトシ行きのチケットが多かった印象です。
会社によって同じ区間でも時間帯や値段が変わるので、何箇所か尋ねてみるといいでしょう。
ウユニ / 売店・食堂
バスターミナルの付近には屋台や食堂、小さな売店などがありました。
リャマ肉を食べられるお店もあり、観光客向けというよりは地元の方が多く利用するボリビア料理のローカルなお店が多かった印象です。
ウユニ / トイレ
上記の通り、ターミナルの建物がないためトイレはありません。
あらかじめ宿のトイレで済ませておくか、街中にある公共のトイレを利用しましょう。
基本的にボリビアの公共トイレは有料です。使用料の一回1Bs(約21円)を支払うと、一回分のトイレットペーパーをもらえます。
【まとめ】バスでアンデスの絶景を楽しもう!
ボリビアのトゥピサからウユニへバスで行く方法のポイントは以下の「7つ」です。
- バス会社:QUECHISLA
- 値段:30Bs/1人(約630円)
- 時間:10:00AM~15:00PM(5時間)
- 出発:Terminal de Ómnibuses de Tupiza-Centro
- 到着:Terminal de Buses(Uyuni)
- トイレ休憩一回(トイレではなく川沿いにて各自)
- 標高約3700m〜4100mの高山地帯を走る(崖の道でガードレールのない区間もあり)
基本的に峠道や悪路を走るため、酔いやすい方は酔い止め薬を持参すると良いと思います。
日本にはないアンデスの美しい景色を楽しみながら素敵なバス旅になることでしょう。
この記事が、旅人の皆さんのお役に少しでも立てれば幸いです。最後まで読んで頂きありがとうございました。
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