こんにちは!ツレ旅(@tsure_tabi)です。
私たちは約1年1ヶ月かけて、世界一周をしました。
世界一周中は外食が中心になりがちですが、私たちは料理が好きなことと、現地の食材を使って料理がしたいこと、長期旅行だからこその節約、そして健康のためによく自炊をします。
日本出国前は、日本食を食べられなくなることに不安を感じていた私ですが、意外にも海外には日本の調味料や食材が売られていることを知りました。
そこで今回は、世界一周へ「日本から持ってきた調味料」「現地でも調達出来る調味料」「日本から持ってきたら良かった調味料」「世界一周中の調味料や食材の持ち運び方」「現在持っている調味料と食材」をご紹介します。
併せて、ご紹介した調味料と食材を使ったメニューも載せています。
この記事はこんな人におすすめ!
・海外で買える調味料・食材を知りたい
・長期旅行に便利な調味料・食材を知りたい
・海外では実際にどんなご飯が作れるのかを知りたい
・世界一周中に自炊をして節約したい
- ペルーの通貨は「PEN(ソル)」です。
- この記事の料金は2022年11月時点でのレート(1ソル=38円)で書いています。
▼海外で日本食を振る舞った様子はこちらの記事にまとめています。
→メキシコ人へ日本食を振る舞ってみたら、意外な「アレ」が人気!?
日本から世界一周に持ってきた調味料・食材
醤油
日本のスーパーにて、130円で買った醤油です。
少しずつ大切に使うはずが、サウジアラビアでは醤油の持ち込みが禁止されているので1回で使い切ることになってしまいました。
※アルコールが原材料に含まれているので、宗教的に持ち込みNGな国があります。
粉末だし
出汁の味は日本食が恋しい時の味方で、本当に持ってきて良かったです。
小袋でジップロックに入れて10数袋持った他に、ブラジルのサンパウロにあるダイソーでほんだしを買い足しました。
インスタント味噌汁
フリーズドライの味噌汁は、調子が悪く食欲がない時に重宝します。
タイ「バンコクの日本食スーパー」と、ブラジル「サンパウロのアジアンショップ」で液体インスタント味噌汁を2袋買いました。
海外だと値段が高いので、もし荷物に余裕があれば日本で買うのがおすすめです。
すしのこ
無類の酢好きなのですがボトルは重いため、母からの助言で粉のすしのこを持ち歩きました。
きゅうりやかぶなどの酢の物や酸辣スープを食べたい時に使用します。
味に変化を出せるので持ってきて良かったです。
海外でも調達出来る調味料・食材
醤油
日本から醤油を持って行きましたが、こんなに多くの国で買うことが出来るのかと驚くほど、海外で醤油を買える場所は多いです。
しかし日本製とは限らず海外製もあるため、こだわりのある方は日本から持っていくといいと思います。
個人的にはどの醤油も味は大きく変わりませんでした。
実際にトルコで海外製、ポルトガルで「KIKKOMAN」、ペルーでは「味の素」の醤油を購入しました。
日本で購入するより値段は高いですが、重く荷物になるので自炊出来る目処を立ててから海外で購入するのもおすすめのひとつです。
ペルーは醤油を使う料理が多く地元の方にも馴染み深いためか、500mlで4ソル(約150円)と、とても安く購入できて嬉しかったです。
塩・胡椒・砂糖・酢
ほとんどの国で売っています。
私たちは塩と胡椒を常備して、無くなるごとに買い足していました。
塩は宿で自由に使用出来る場合も多いです。
ペルーのクスコは砂糖が1kgあたり2.2ソル(約84円)と安く、醤油と合わせて日本食を作れるので購入しました。
酢はボトルで売っていますが、重たいので購入はしていません。
にんにく、生姜、唐辛子
にんにくと生姜も多くの国で購入が可能です。
私たちは基本調味料として常備して、無くなるごとに買い足していました。
乾燥唐辛子はタイのコンビニ、ペルーとメキシコの市場で購入。
それぞれ炒め物やスープ、パスタ等幅広く使うことができます。
長旅の疲れを回復させてくれたり、身体を温めてくれたりする効果もあり重宝しました。
にんにくと油があれば簡単に調理できるペペロンチーノは、パスタが安い中東やヨーロッパでよく作りました。
気分によって唐辛子を入れたり入れなかったり。
パスタと一緒に「生姜と油+コンソメ or 塩」でスープも一緒に作っていました。
▼アイスランドに14日間滞在し、スーパーでの買い物と自炊した様子をまとめています。
油
ひまわり油やオリーブオイルは、どの国でも購入可能です。
ひまわり油は比較的安価な国が多いですが、オリーブオイルは特に南米は高価な印象を受けました。
私たちは中東やヨーロッパでの自炊はオリーブオイルを、南米での自炊はひまわり油を使っていました。
マヨネーズ・ケチャップ
シンプルな調味料に飽きてきた、旅の中盤から後半に使いました。
国やメーカーによって味の差は少しありますが、個人的にはどれも美味しかったです。
短期滞在で使い切れる少量サイズで売っている国もあり、とても助かりました。
マヨネーズは油がない時に代用可能です。
コンソメ
今まで鶏・牛・野菜・魚・エビのコンソメキューブ/粉末を見かけました。
鶏はスープや煮込み料理に使いやすく、常備することが多かったです。
ツナ
1缶150~300円ほどで売っている国が多く、安くはない食材ですが魚が手に入りにくい内陸国で味の変化に時々購入していました。
ごはんの上にツナマヨを乗せて食べたり、パスタやサラダに混ぜたりしていました。
トマト缶
世界各地で比較的安価に購入できます。
パスタや煮込み料理に重宝しました。
香草
セロリ、パクチー、ネギなどは南米は安く手に入れられました。
チャーハンやスープに入れると本格的な味になります。
パスタ
中東やヨーロッパで何度も食べました。
ヨーロッパは特に安価で美味しいパスタが手に入ります。
▼アイスランドで夫の誕生日祝いごはんを作りました。
米
南米(アルゼンチンやブラジル、ボリビア、ペルー、コロンビア)は、パスタより米が安かったです。
メルカド(市場)では量り売りの購入が可能で、ペルーのクスコでは3kgで12.4ソル(約470円)でした。
オートミール
多くの国で手に入りやすく、特にヨーロッパでは安価で購入できます。
パンに飽きてきたため、ハンガリーから買い始めました。
出汁や卵と煮込んで雑炊風に、卵やバナナと混ぜてパンケーキにしたりと万能です。
ペルーのクスコにあるメルカド(市場)では1kg8ソル(300円)でした。
▼南米ペルーの首都、リマのスーパーで買い物&自炊した様子はこちらからどうぞ。
アジアンスーパーも海外の各地にあり
海外各地には数は多くないものの、日本・韓国・中国等の調味料や食材が手に入るアジアンスーパーや地元スーパーの中にアジアンコーナーがあります。
日本で買うより値段は高くなりますが、心の拠り所になるので(笑)時々購入して楽しみました。
実際にブルガリアのソフィアにある韓国ショップと、ポルトガルのポルトにあるアジアンショップで冷麺やごま油、カレールーなど購入しました。
▼アイスランドのスーパーマーケットの様子はこちらの記事を読むと分かります。
→アイスランドのスーパーの物価がとんでもないって知ってる??
日本から世界一周に持って行きたかった調味料
塩昆布
かさばらず炒め物やサラダに使えるため、持ってきたら良かったな〜と思いました。
ボリビアのオキナワ村で発見しましたが、1袋58ボリビアーノ(1,218円)だったので諦めました。
ありがたいことに、旅人仲間の「リアルジャーニー【世界一周Vlog】」さんから旅の途中で頂きました。
本当にありがとうございます!!
カレールー
ポルトガルで購入しましたが、やはり日本で買うよりは高いです。
カレーに入る野菜は世界中で買うことが出来るので、余裕があればカレールーを持って行きたいと思いました。
▼ポルトガルのスーパーで購入したもの、自炊の様子をまとめています。
世界一周中の調味料や食材の持ち運び方
飛行機移動や標高の高い場所では気圧の関係で、液体が漏れることがあります。
ジップロックに入れることでその他の持ち物を汚すことを回避していました。
南米は陸路旅で荷物の制限がないので、大きめの袋に調味料や食材を全てを入れて移動しています。
油や醤油はジップロックLサイズ、細かい調味料はジップロックMサイズに入れて持ち運びしています。
長期海外滞在中の調味料と食材
2022年11月時点で、ペルーのクスコ滞在中に私たちが持っていた調味料と食材をご紹介します。
7月下旬にブラジルに入国して以来、陸路で移動しており荷物に制限がないことと、クスコに1ヶ月と長期で滞在していたため普段よりも種類が多いです。
写真のそれぞれに数字をつけています。
- 塩
- しょうゆ
- 食用油
- ごま油
- すしのこ
- 乾燥わかめ
- インスタントみそ汁
- ほんだし
- 塩昆布
- しょうが
- にんにく
- レモン
- 唐辛子
- 乾燥唐辛子
- マヨネーズ
- ケチャップ
- 粉末牛コンソメ
- キューブ鶏・牛コンソメ
- バター
- こしょう
- カレーパウダー
- オレガノ
- オートミール
- 米
- 砂糖
移動時にはもう少し種類を減らしています。
これだけたくさんの調味料を使うことができるのは長期滞在の良いところですね。
【まとめ】海外でも楽しく自炊ができる!
私たちは節約を兼ねつつ、楽しく自炊を続けながら世界一周をしました。
日本にはない調味料や食材を探して料理をすることは本当に面白いですし、反対に慣れ親しんだ調味料や食材を使用出来ることも嬉しいものです。
しかし、料理はキッチンの環境に左右されたり、旅中は少しでも荷物を減らしたいですよね。
旅に慣れると、自分のよく作る自炊メニューが分かってくると思います。必要な調味料だけ持ち運ぶなど、自分に合った方法で旅中の自炊を楽しんでみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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